小さなミエコたちの話 | 松本美枝子

小さなミエコたちの話 | 松本美枝子 小さなミエコたちの話 | 松本美枝子

小さなミエコたちの話 | 松本美枝子

メゾン・ケンポクの何かはある2021
記憶を頼りに進む

日立の町に住む人々と話し、
町を歩きながら、
75年前の社会について考える。
そのリサーチと作品を、
現実の展示空間とウェブとの
双方向とで公開する。

制作
松本美枝子
会期
日時:2021年1月22日(金)~2月21日(日) 
※予定が変更になる場合があります。
場所
ウェブと日立市視聴覚センター映像セミナー室(日立市幸町1-21-1 日立シビックセンター地下1階) 
視聴覚センターWebサイト

・ウェブは会期中、不定期に更新します。

〈ウェブと展示の双方向での展開〉という作品構成は、今般の感染症拡大状況下での表現方法を模索したものです。自由に展示を見られない/見せられない状況が続くなかで、アーティストはどんなことができるだろうか? という試みでもあります。

想起する あるいは 日立市:2020年6月10日午前9時から

想起する あるいは 日立市:2020年6月10日午前9時から
デジタル撮影、長時間露光

序文

私は今、75年前の大量破壊兵器の残骸を握っている。それは40センチほどのかけらなのに、ずっしりと重く冷たく、炸裂した衝撃によってできた形状は、禍々しい。なるほど、この破片だけでも、十分に人間を殺すことができるだろう。それらが、さらに今の私たちには想像しがたい火力、爆発を伴って、日立の町に4回も降り注いだことになる。

人生の中で、こんなものを手に持つ時がくるなんて、考えたこともなかったが、この街には、こういったものが未だに地中に埋まっていて、破片どころか不発弾でさえ、今も時々見つかるのだという。

わたしたちはいろんなことをすっかり忘れて、街の上に立っているのかもしれない。
2020年3月より始めた日立でのリサーチではさまざまな人と対話し、街を歩き、その中である一人の女性に出会った。
このウェブサイトでは、リサーチと対話、それに続く作品制作を通して、さまざまなことを想像していくことを試みる。
(2020年1月22日)

太平洋戦争における日立市の戦災

1945年6月10日 午前9時すぎ
1トン爆弾806発による攻撃 死者886人 全壊戸数1486戸
1945年7月17日 午後11時過ぎから約20分
軽巡洋艦による16インチ砲弾870発による砲撃 死者436人 全壊戸数637戸
1945年7月19日 深夜11時20分から翌20にかけて
1万3900発の焼夷弾による空襲 死者65人 全焼家屋約1万1000戸
1945年7月24日 午前9時すぎ
4.5トンの大型爆弾1発による攻撃 数人死亡

その他、散発的な、機銃掃射、艦砲射撃などの攻撃を受けた。

(参考文献|日立市郷土博物館「日立市の戦災」展示解説シートより)

展示 「小さなわたしの思い出」 松本美枝子

会場

日立市視聴覚センター映像セミナー室(日立市幸町1-21-1 日立シビックセンター地下1階)
*視聴覚センターWebサイト

制作協力
五嶋英門、齋藤有意、藤枝亨、(有)アートワークス、日立市郷土博物館、日立市視聴覚センター
リサーチャー
海野輝雄、佐々木恭子
謝辞
日立市のみなさん
鑑賞について

作品は毎時0分と30分に放映します。(約14分)
鑑賞は、事前予約制(各回1組3名まで)となります。
下記フォームより、ご予約ください。

お申し込み

鑑賞・予約に関するお問い合わせ

Tel:080-8740-6912
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